グレーゴル連隊 (Greagol regiment) とは、Sbiis Saibianが定義したハイパーE表記で表される巨大数の連隊の1つ。代表的な数はグレーゴル (\(E100\#100\#100\)) 。
グレーゴル[]
グレーゴル (Greagol) はグレーゴル連隊の基本となる数の1つであり、名前の由来でもある。その名前はグレート・グーゴル (Great googol) の略である。これは、グレーゴルがグーゴルやグランゴルの上の数として定義されたことや、グランゴル、グランゴルデックス、グランゴルデュデックス……と続けた場合の100回目に相当する数だからである。
\begin{eqnarray} \text{Grangol}&=&E100\#100 \\ \text{Grangoldex}&=&E100\#(E100\#100) \\ \text{Grangoldudex}&=&E100\#(E100\#(E100\#100)) \\ \text{Grangoltridex}&=&E100\#(E100\#(E100\#(E100\#100))) \\ &\vdots&\\ \text{Greagol}&=&\underbrace{E100\#(E100\#(\cdots(E100\#(E100\#}_{100}100))\cdots))=E100\#100\#100 \end{eqnarray}
グレーゴルは\(100\uparrow\uparrow\uparrow101=100\rightarrow101\rightarrow3\)にも等しい。
使用可能な表現[]
他の連隊と同じく、グッピー連隊の基本となる数、接頭辞や接尾辞は使用可能である。グレーゴル連隊ではスレックスが新たに登場する。また、グレーゴル連隊にはタクシスの表現の拡張であるペクタシスが登場する。
グランゴル連隊と同じく、音に由来している接尾辞は、構成されているすべての数字に掛かるように定義が変更される。
例[]
使用可能な接頭辞や接尾辞を例示するものとする。実際にはもっと無数の例が可能である。
和名 | 英名 | 値 |
---|---|---|
グレーゴル | Greagol | \(E100\#100\#100\) |
グレーゴルスレックス | Greagolthrex | \(E100\#100\#100\#2\) |
グレーゴルデュスレックス | Greagolduthrex | \(E100\#100\#100\#3\) |
グレーゴルスローン | Greagolthrong | \(E10^{11}\#10^{11}\#10^{11}\) |
エセトンスレックス | Ecetonthrex | \(E303\#1\#1\#2\) |
グランゴルスレックス | Grangolthrex | \(E100\#100\#1\#2\) |
グランゴルデュデクシクインティスレックス | Grangoldudexiquintithrex | \(E100\#100\#3\#6\) |
トリア・ペタクシス | Tria-petaxis (Tria-petaksys) | \(E1\#1\#1\#3\) |
出典[]
- Sbiis Saibian. "4.3.2 - Hyper-E Numbers". Large Numbers.