スレックス (-threx) とは、Sbiis Saibianが考案した、拡張ハイパーE表記で定義される接尾辞である。
定義[]
ハイパーE表記で現れる巨大数を表すための接尾辞としてローグやデックスを定義したSbiis Saibianは、グレーゴル連隊の始まりに、デックスの短縮形としてスレックスを定義した。数\(n\)に対して、拡張ハイパーE表記を使って\(n\text{-threx}=E100\#100\#n\)と表せる。あるいは、あるいは、数が\(10^{m}\)で表される場合、\(10^{m}=Em\)であるため、\(10^{m}\text{-threx}=Em\#1\#1\#2\)に等しいとも言い換えられる。
またギガンゴル連隊では、スレックスの上の接頭辞としてテトレックス (-tetrex) が登場する。\(n\text{-tetrex}=E100\#100\#100\#n\)、\(10^{m}\text{-tetrex}=Em\#1\#1\#1\#2\)である。これと同じく、ゴージゴル連隊ではペンテックス (-pentex) 、ガルゴル連隊ではヘックス (-hex) ……と、数詞が大きくなる形で新たな接尾辞が登場する。
その他の拡張やスペリングルールはローグやデックスと共通する。
例[]
和名 | 英名 | 意味 |
---|---|---|
エセトンスレックス | Ecetonthrex | \(E303\#1\#1\#2=E303\#1\#(E303)\) |
エセトンデュスレックス | Ecetonduthrex | \(E303\#1\#1\#3\) |
エセトンスレックス | Ecetontrithrex | \(E303\#1\#1\#4\) |
グレーゴルスレックス | Greagolthrex | \(E100\#100\#(100\#100\#100)=E100\#100\#100\#2\) |
グレーゴルデュスレックス | Greagolduthrex | \(E100\#100\#100\#3\) |
グレーゴルトリスレックス | Greagoltrithrex | \(E100\#100\#100\#4\) |
出典[]
- Sbiis Saibian. "4.3.2 - Hyper-E Numbers". Large Numbers.