巨大数研究 Wiki
Advertisement

カタラン・メルセンヌ数 (Catalan–Mersenne number) とは、次のように再帰的に定義される数である[1]

\begin{eqnarray*} c_{0}&=&2 \\ c_{n}&=&2^{c_{n-1}}-1 \end{eqnarray*}

一覧[]

カタラン・メルセンヌ数の最初の5つは素数である事が1876年までに判明しているが、6つ目以降に関しては未知である[2]

\(n\) \(c_{n}\) ステータス
\(0\) \(2\) \(2\) 非メルセンヌ素数
\(1\) \(2^{2}-1\) \(3\) 1番目のメルセンヌ素数
\(2\) \(2^{3}-1\) \(7\) 2番目のメルセンヌ素数
\(3\) \(2^{7}-1\) \(127\) 4番目のメルセンヌ素数
\(4\) \(2^{127}-1\) \(170141183460469231731687303715884105727\) 12番目のメルセンヌ素数
\(5\) \(2^{170141183460469231731687303715884105727}-1\) \(\approx5.454\times10^{51217599719369681875006054625051616349}\approx10^{10^{37.7094}}\) 不明 (\(\sim5\times10^{51}\)より小さな素因数はない)

\(c_{5}\approx10^{10^{37.7094}}\)が素数であるかどうかは未解決であり、現代の素数判定法の能力を上回る大きさである。現時点では\(5\times10^{51}\)より小さな素因数は発見されていない[2][3]

出典[]

関連項目[]

Advertisement