巨大数研究者は、巨大数を研究する人のことである。数学のプロであるかアマチュアであるかを問わないが、人口的にはアマチュアが多い。英語ではグーゴロジスト(Googologist)と言う。
以下は、巨大数研究に大きく貢献した人々である。
- Chris Bird は バードの配列表記 を考案してBEAFの開発を助けた。
- Jonathan Bowers はBEAFを作成した。
- ジョン・ホートン・コンウェイはチェーン表記を開発した。
- Harvey Friedman はn(k)、TREE(K)、そしてSCG(k)等の様々な組み合わせ関数を研究した。
- Lawrence Hollom は超階乗配列表記を考案した。
- André Joyce (架空の人物)は「グーゴロジー」という言葉を考え出し、初期の巨大数命名システムの1つを考えたということにされている。
- ドナルド・クヌースは矢印表記を発明した。
- Hugo Steinhaus と Leo Moser はスタインハウス・モーザー表記を作成した。
- Agustín Rayo は ラヨ数を発明した。
- Sbiis Saibian は ハイパーE表記を考案し、巨大数論に関するウェブ書籍を書いている。
- Aarex Tiaokhiao は様々な他の記法の拡張を考案した。
- SpongeTechX は 階乗表記を考えた。
- FB100Z は Googology Wikiを開設した。
- ふぃっしゅ は 7つのバージョンからなるふぃっしゅ数を考案し、特に日本の巨大数論の発展に大きく寄与した。
- たろう は 多変数アッカーマン関数と2重リストアッカーマン関数、多重リストアッカーマン関数を考案し、ふぃっしゅ数バージョン1やバージョン2の近似に大きく貢献した。
- 小林銅蟲は、漫画「寿司 虚空編」を描き、多くの人に巨大数を知るきっかけを与えた。
- Bashicu は 原始数列システム、ペア数列システム、バシク行列システムを考案し、その増加速度は界隈に衝撃を与えた。
- 108Hassium は 大偽行列システムをはじめとした極めて多くの数列、行列を考案し、巨大数界に新たな方向性を与えた。
- Ito Nayuta は 1行数列ながら極めて増大速度の大きいと予想されるN原始を考案した。また、巨大数大好きbot名義でフラン数シリーズを作成した。
- mrna は 段階配列表記と降下段階配列表記など、非dom型でありながらdom型表記と対応する表記を作り、革新をもたらした。またさまざまな表記の中に潜む構造横ネストを発見し、横ネスト段階配列表記とともに巨大数界に大きな影響を与えた。
- kanrokoti は ブーフホルツのψの拡張となるくまくまψ関数や、初めての添字上昇システムをもつと思われる亜原始ψ関数、さらにはハイパー原始ψ関数など、たくさんの関数を考案した。
- P進大好きbot は 拡張ブーフホルツのψ関数に伴う順序数表記や三関数を作成した。また2024年10月現在、定義されているなかで最も大きいと予想されている数巨大数庭園数を考案し、巨大数界に激震を走らせた。
- ゆきと はハイパー原始数列やY数列を考案し、バシク行列システムの拡張としての数列系という研究分野を切り開いた。