指数表記は、大きな数や小さな数を表記する時によく使われる数字の表記方法で、 10を底とする指数関数を用いて\(x \cdot 10^y\) の形で表記する。ここで、 \(1 \leq |x| < 10\) かつ \(y \in \mathbb Z\) である[1]。英語では、scientific notationと呼ばれる[2]。一般に、 \(x\) と \(y\) を計算する式は
\(x = \frac{N}{10^{\left\lfloor log_{10} |N|\right\rfloor}}\)
と
\(y = \left\lfloor log_{10} |N|\right\rfloor\)
である。
0は\(0 = 0 \cdot 10^0 = 0 \cdot 10^1 = 0 \cdot 10^2 = \ldots\)といったように、\(y\)の値が定義されていない数である。
類似する表記として、プログラミング言語等で用いられる指数記号Eを用いたものがある[3]。