虚空とは、\(10^{-20}\)を意味する漢字文化圏の小数の単位である[1]。
仏教用語が元であり、その意味は「何も妨げるものがなく、すべてのものの存在する場所としての空間。」である[2]。
『算学啓蒙』では「虚」と「空」の2つの単位に分かれており、大きさが大幅に異なる。
大数: 万・億・兆・京・垓・𥝱 (秭) ・穣・溝・澗・正・載・極・恒河沙・阿僧祇・那由他・不可思議・無量大数小数: 六徳・虚空・清浄 (虚・空・清・浄)