超階乗配列表記 | |
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型 | 多次元 |
基本関数 | 階乗 |
超階乗配列表記 (Hyperfactorial array notation) は、 Lawrence Hollom が2013年4月に考案した巨大数の表記法である[1]。なお、Hollom は現在新しい階乗配列表記 (FAN) を開発中であり、ウェブサイトを改装中である[2]。
基本
まず、配列というものを定義しなければならない。どの配列も0かそれ以上で有限の個数の列を含む。それらは正整数か他の配列のどちらかである。(そしてネスト数は有限)正しい配列の例として:
- [1,1,[1,2,[3],4,[],1,1],1,3,10,1,[4,[4,3,1],5,6],1,[1,2],1,1]
がある。まず、次のような表記を定義する。:
- \(n!m = n\uparrow^{m}(n-1)\uparrow^{m}(n-2)\cdots n\uparrow^{m} 3 \uparrow^{m} 2 \uparrow^{m} 1\)
超階乗配列表記は配列\(A\)に対する \(n!A\)である。 超階乗配列表記の正しい表記の一つは \(5![6, [7, 8], 9]\)である。
線形配列
アクティブな変数を1でない配列の最初の変数とする。これはBEAFのパイロットに似ている。
- 配列の最後の1は切り落とせる。
- \([@, 1] = [@]\)
- 空の配列はnで置き換えられる。
- \([] = n\)
- もし最初の変数>1なら:
- \(f(a) = a![k-1,@]\)
- \(n![k,@] = f^n(n)\)
- その他:
- \(n![1,1,\cdots,1,1,[[...[[k @]]...]],@]\)
- \(= n![1,1,\cdots,1,[1,1,\cdots,1,1,[[...[[1 @]]...]],@],[[...[[k-1 @]]...]],@]\)
ここで \(@\) は配列の変わらない部分を表す。
解析
超階乗配列表記の最終的な増加速度は不明であり、まだ合意がされていない。Hollom は、はるか竹内・フェファーマン・ブーフホルツ順序数に到達すると考えている。
出典
- ↑ Hollom, Lawrence. Hyperfactorial array notation. Retrieved 2014-02-25.
- ↑ Lawrence Hollom's large number site. Retrieved 2014-02-25.