阿僧祇(あそうぎ)は\(10^{56}\)である[1]。すなわち、\(1\underbrace{000\dots000}_{56}\)である。この言葉は英語ではAsankhyeya、Asaṃkhyeyaなどと訳され、仏典上ではたとえば華厳経などで、いくつかの他の数をあらわすことがある。英語では、アメリカとイギリスのshort scaleでは one hundred septendecillion となり、long scale では one hundred nonillion となる。
吉田光由の『塵劫記』では、初期の版では定義が統一されていなかったが、寛永11年版(1634)に定義が統一された [2]。