巨大数研究 Wiki
Advertisement

\(22\)とは、自然数の1つである。偶数の合成数であり、\(2\times11\)で表される半素数である。

デュメヴァルカ[]

デュメヴァルカは22に等しい。

デュメヴァルカは22に等しい。

Googology WikiのユーザーであるTechKon (旧名SpongeTechX) は、自身が作成したコピー表記を定義した際にいくつかの数字に名前を付けた。この際に起点となった\(2[2,2]\)をデュメヴァルカ (Dumevalka) と名付けた[1]

かつては多くの数字に名称が命名されていたが、2018年頃にコピー表記で定義された巨大数の名称についてSpongeTechX本人が取り下げている他[2]、アーカイブ上にも元の表記が確認できる形で残されていない[3]、唯一、他の出典で存在を確認できるのがこのデュメヴァルカである[1]

デュメヴァルカは、コピー表記における退化 (degenerate) の例である。なぜなら以下の値は全て\(22\)になってしまうからである。

\begin{eqnarray*} 2[2,2]&=&2[[2]]=2[2]=22\\ 2[3,2]&=&2[[[2]]]=2[[2]]=2[2,2]=22\\ 2[4,2]&=&2[[[[2]]]]=2[[[2]]]=2[3,2]=22\\ \vdots\\ 2[n,2]&=&22\\ \end{eqnarray*}

なお、拡張表記でも\(2[2\#2]=2[2,2]=22\)と開始するが、これは退化しない。

他の表記での表現[]

表記 近似
指数表記 \(2.2\times10^{1}\) (正確に一致)
ハイパー数学 \(2+2=2\times2=2^{2}\) (正確に一致)
矢印表記 \(5 \uparrow 2\)
チェーン表記 \(5 \rightarrow 2\)
BEAF \(\{5,2,1,1\}=\{5,2\}\)
バードの配列表記 \(\{5,2\}\)
ハイパーE表記 \(E1\) or \(E(5)2\)
アッカーマン関数 \(A(2,10)\)
階乗 \(4!\)
素数階乗 \(p_{3}\#\)
Q階乗 \([3]_{2}!\)
混成階乗 \(3^{*}\)
原始数列システム \((0)[3]\)
急増加関数 \(f_1(11)\) (正確に一致)
ハーディ階層 \(H_\omega(11)\) (正確に一致)
緩増加関数 \(g_{\omega \times 2+2}(10)\) (正確に一致)

出典[]

  1. 1.0 1.1 cookiefonster. "Pointless Gigantic List of Numbers - Part 1 (0 ~ 1,000,000)". Pointless Large Number Stuff.
  2. "Mevogol: 2018年12月10日 (月) 02:49時点における版". Googology Wiki.
  3. "Numbers: Copy notation" Tech's Large Numbers. (2018年時点でのアーカイブ)

関連項目[]

Advertisement