OCFが鍛えたこの解析器に、斬れぬものなど、あんまり無い!は、Nayuta Itoが2023年3月17日に発表した東方巨大数[1]。
概要[]
f_ψ(Ω^Ω^Ω^Ω^Ω^Ω^Ω^Ω^Ω^Ω)(10)
のような文字列に対し、その「展開」を行うEval関数を文字列操作により定義して巨大数を生成している。括弧や×
といった文字をサポートするため、定義には簡易的な構文解析器が含まれている。
名称[]
この巨大数を定義するのに使われた表記のドイツ語での名称はDarkleiであるとされている[2]。
諸概念[]
- 括弧が合っていてかつ末尾が特定の文字であるものはordinaryと呼ばれる。
- 正規表現
/[0-9]+/
にマッチ文字列はnumericと呼ばれる。 - 文字列を「
+
で区切った」ものがAP分解である。 - 表記の「右端」に適用されている演算を内側から順に並べたものが、変数Дに格納されている。
トリビア[]
- 定義のドキュメントにはSection 0からSection 5まで6つの巨大数が定義されているが、Section 5で定義されているこの巨大数だけが東方巨大数にエントリーされた。
- orainaryの定義には文字
T
が含まれているが、実際の巨大数の定義には使用されていない。